軽自動車税 値上げはいつから?金額は?

自動車税が大幅に値上げ?

いつから値上げなのか、またいくらになるのか?

軽自動車税 値上げ

総務省によると、2015年から自動車税と軽自動車税を
増額する検討に入った、とのことです。

増税の時期は?

2015年からと公表していますが、時期はまだ決定ではありません。

2015年10月の消費税が10%に上がるときに、
自動車の取得税が廃止になる事は決定されています。

その時期に合わせる事は予想されますが、
自動車税は、年間単位の税金ですので
取得税廃止前の、2015年5月に払う税金から適用もありえます

軽自動車の増税金額は?

増額の金額はまだ発表されていませんが、
過去には、4倍になる、という報道も一部ありました。

現在の軽自動車の税金は、
1台当たり年間7,200円。

軽自動車の税収が年間、約1,850億円。

2015年に廃止になる取得税の税収もほぼ同じで、
年間に、約1,900億円です。

税収を減らしたくないと判断すれば、
軽自動車税の税金を現在の2倍にすれば、
なくなってしまう取得税分の税金が確保できることになります。

2倍として、年間14,400円。

なんとか我慢のできる数字だとは思いますが、
忘れてはならないのは、取得税は車の購入時にのみかかる税金。

軽自動車税は毎年かかる税金です。

取得税がなくなっても、個人にかかる負担は、大きくなります。

取得税の廃止は、何のため?
という結論になってしまいます。

これまでもあった増税の噂

総務省では、4年前から自動車税の増額が検討されていました。

平成22年には自動車税関連の報告書が出されています。

ただ自動車税の増額が進められなかったのは、
税額を変更するには法律改正が必要だったからです。

つい最近まで、衆議院と参議院はねじれ状態にありました。

その状態で、法案が通るとは考えられなかったのでしょう。

軽自動車税 増税

結局、増税する理由は何?

1番大きな理由は、
廃止される自動車取得税の代わりの財源のためです。

取得税の廃止を決めておいて、
国民にさらに負担がかかる、自動車税で穴埋めをするという、
本末転倒な話でもあります。

また、欧州連合などから、軽自動車の優遇税率を
指摘されたことも原因、と言われていますが、
これは、理由付けだけのような気もします。

日本の自動車税の高さは世界でもトップクラス
アメリカの約49倍という調査もあります。

軽自動車の税金が安いのではなくて、それが普通で、
普通車の税金が高すぎるというのが、現実です。

そうでなくても、ガソリン税を始め、自動車関連の税金は
消費税もかかり、税金の二重取りではないか?
というほど税金まみれです。

税金が足りないのは事実、
なので、取りやすく、間違いのない所から取る
そんな気がしてしまいます。

物価の値上りに加えて、この先も公共料金から税金まで、
大幅な値上げラッシュが続きます。

それでも大丈夫、それ以上に給料が上がるから、
そう信じている人が、何人いるのでしょうか?

軽自動車を選んでいる事情、わかってもらいたいですね。