干支2014は午年(うまどし) 十二支の由来 番外編

巳年も残りわずか、もうすぐ午年がやってきます。

そもそも十二支の動物は、どのように決まったのでしょうか?

十二支誕生のエピソード、紹介します。

干支

十二支の由来

十二支が誕生したのは古代中国で、十干(じっかん)と組み合わせて、
日付を記録させるために利用されました。

その後、日付だけでなく、年や月、
時刻や方位の記述にも使用されるようになります

十二支の元々の漢字は、草木の成長の段階を
表したものと言われています。

そして十二の文字には、動物が割り当てられています。

十二支の各文字は、もともと動物の名前ではなく、
十二支の文字に動物の名前がついた、ということですね。

干支(えと)も十干と十二支の組み合わせで、全部で60通り
あります。

丙午(ひのえうま)などがそうですね。

正確には、2013年の干支は、癸巳(みずのとのみ・きし)、
2014年の干支は甲午(きのえうま・こうご)です。

そして、60年経つと元の干支に戻ります。

60歳のことを還暦、というのはここから来ています。

元々は十干とのセットで用いられてきた十二支ですが、
今では、干支=十二支、が一般的です。

動物で表すことによって身近になって、
昔の暦が残っているということです。

十二支

十二支の面白いエピソード

日本昔話では、十二支の動物を決める話
とてもわかりやすく表現しています。

神様がすべての動物に手紙を出して、1月1日元旦の朝に、
早く神様の元に来た順に、1年交代で動物の大将を任せる、
という話です。

色々と面白いエピソードが紹介されています。

ネズミが猫に意地悪をして、神様のところに行く日にちを
間違って教えたので、結局猫は十二支に入れませんでした。

そのため、猫は今でも、ネズミを追いかけ回しているという話。

犬と猿は、途中まで仲良く歩いていたが、そのうち競争になり、
最後は喧嘩までしてしまう。

その後も、犬と猿は喧嘩を続けているという話。

などなど、動物の相性とかも交えて、十二支が紹介されています。

この話では、早く到着した順で、
今の、干支の順番が決まったということです。

ネズミ、牛、トラ、うさぎ、たつ、ヘビ、馬、羊、猿、トリ、犬、いのしし

子供には分かりやすい話ですね。

日々の暮らし干支

Posted by ss02