トランス脂肪酸 すべての食品が危険なわけではない
アメリカの食品医薬品局が、トランス脂肪酸の食品への使用を
規制すると発表しました。
ただ、トランス脂肪酸が含まれているとされる食品類、
すべてが危険なわけではありませんので、冷静に対応しましょう。
アメリカでのトランス脂肪酸への規制は、
体に悪影響を及ぼすと考えられることが原因ですが、
トランス脂肪酸の問題は、10年以上前から対策がとられています。
トランス脂肪酸が多く含まれていた食品は、
日本では、だいぶ対策がなされてきています。
トランス脂肪酸が含まれているとリストアップされている食品類、
その全てが危険ということではありません。
トランス脂肪酸が多く含まれている食品群
トランス脂肪酸が多く含まれている食品群は、
- 油脂類
- お菓子
- インスタントやレトルト類
- ファーストフードなどの油を使った製品
- 冷凍食品
これらの主にショートニングを使用した食品です。
ショートニングとは人工油脂で、植物性油脂のものや
動物性油脂のものがあり、種類が多いです。
お菓子やパン、フライ類に使うと、サクサク感が出る特徴があります。
トランス脂肪酸が問題になり始めた頃、
ショートニングの使用をやめた食品会社や
ファーストフード店も多いです。
上に挙げた食品群も、ほとんどの会社で、
トランス脂肪酸の対応に取り組んでいます。
ですがすべての商品で、規定値以内のトランス脂肪酸を
使っているわけではありませんので、商品を購入するときには
トランス脂肪酸の含有量をしっかり調べましょう。
トランス脂肪酸への対応
前述した通りも多くの企業や販売店でトランス脂肪酸への対応は、
数年前から始まっています。
- トランス脂肪酸を含む商品は販売しないとする企業
- トランス脂肪酸の含有量を極限まで少なくする企業
企業側もトランス脂肪酸には真剣に取り組んでいます。
各企業とも、公式ホームページで正式アナウンスを
発表していますので、いつも使っている商品が気になったら
企業名(商品名)+トランス脂肪酸
で検索すれば、各社の対応を調べることができます。
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