快適な睡眠に必要なセロトニンって何? 増やす方法は?

十分な睡眠をとっているにもかかわらず、寝起きが悪かったり、
なかなか寝付けない、夜中に何度も目を覚ますなど、
しっかりと休めないことが多いです。

しっかりと快眠を取るには、精神を安定させ、
安らいだ状態にならなければなりません。

休息が取れないのは、セロトニンが足りないのかもしれません。

睡眠不足 セロトニン

これまでにも、快適な質の高い睡眠をとる方法を紹介してきました。

睡眠の質を向上させるために やってはいけない4つのこと
昼寝の時間 効果が最もあるのはいつ?何分間寝ればいいの?
睡眠不足 最適な睡眠時間は?平均はどれくらい?
睡眠不足症候群 6時間寝ているのにまだ眠いのは危険です!

それでも、睡眠不足を感じたり、やる気が出ないのなら、
幸せ物質と言われている「セロトニン」を増やすことを考えましょう。

セロトニンとは?

セロトニンは脳に存在するホルモン、脳内伝達物質です。

幸せ物質と言われているように、心のバランスを取り、
リラックスさせ、集中力を高める効果があります。

このセロトニンが不足すると、
心のバランスが崩れ、イライラしたり、集中力を欠いたり、
気持ちが不安定な状態になってしまいます。

結果として、寝付きも悪くなります

セロトニン不足が原因となる病気は、うつ病やパニック障害があり、
産後や生理前、更年期にもホルモンのバランスが崩れ、
セロトニン不足と同じ状態になることもあります。

セロトニン 増やす方法

睡眠を誘発するメラトニン

セロトニンは昼間分泌され、夜になると合成されて
メラトニンという物質になります。

このメラトニンの分泌が、良い睡眠を取るのには重要です。

つまり、良い睡眠をとるためのメラトニンを分泌させるには、
セロトニンが必要で、セロトニン→メラトニンというサイクルが、
睡眠にも、心のバランスにも重要です。

睡眠不足 メラトニン

セロトニンを増やす6つの方法

セロトニンを増やすのは難しくはありません。

日常生活でセロトニンを増やす方法は、

  1. 規則正しい生活をする
    規則正しい生活をするのは、早起きをして、セロトニンの分泌を
    促すためです。
  2. 起きたらすぐに太陽を浴びる
    太陽の光を浴びるのも同じ効果で、メラトニンの分泌を止め、
    セロトニンの分泌に切り替えるためです。
  3. ウォーキングなど運動をする
    ウォーキングなど、リズミカルな運動はセロトニン神経を
    活性化させます。

    毎日5分程度でいいので、リズミカルな運動を継続すると、
    セロトニンの分泌に効果的です。

    階段の上り下りや、深呼吸でもいいので、リズミカルな運動を
    することを心がけましょう。

  4. 食事の時はよく噛んで食べる
    食事の時によく噛む事もリズミカルな運動になります。

    ガムを噛むことも、簡単にできるリズミカルな運動です。

  5. 仕事中の休憩を上手にとる
    セロトニンが増えると、ストレスにも強くなりますが、
    適度な休憩を心がけて、集中しすぎに注意しましょう。
  6. 家族や恋人とスキンシップを取る
    家族や恋人との会話やスキンシップは、ストレスに効果が
    あるだけではなく、セロトニンの活性化にもつながります。

    本や映画などに感動して、号泣することも、
    セロトニンが活性化すると言われています。

ストレスの多い毎日、
セロトニンに助けてもらって、しっかり休息を取りましょう!