快適な睡眠に必要なセロトニンって何? 増やす方法は?
十分な睡眠をとっているにもかかわらず、寝起きが悪かったり、
なかなか寝付けない、夜中に何度も目を覚ますなど、
しっかりと休めないことが多いです。
しっかりと快眠を取るには、精神を安定させ、
安らいだ状態にならなければなりません。
休息が取れないのは、セロトニンが足りないのかもしれません。
これまでにも、快適な質の高い睡眠をとる方法を紹介してきました。
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それでも、睡眠不足を感じたり、やる気が出ないのなら、
幸せ物質と言われている「セロトニン」を増やすことを考えましょう。
セロトニンとは?
セロトニンは脳に存在するホルモン、脳内伝達物質です。
幸せ物質と言われているように、心のバランスを取り、
リラックスさせ、集中力を高める効果があります。
このセロトニンが不足すると、
心のバランスが崩れ、イライラしたり、集中力を欠いたり、
気持ちが不安定な状態になってしまいます。
結果として、寝付きも悪くなります。
セロトニン不足が原因となる病気は、うつ病やパニック障害があり、
産後や生理前、更年期にもホルモンのバランスが崩れ、
セロトニン不足と同じ状態になることもあります。
睡眠を誘発するメラトニン
セロトニンは昼間分泌され、夜になると合成されて
メラトニンという物質になります。
このメラトニンの分泌が、良い睡眠を取るのには重要です。
つまり、良い睡眠をとるためのメラトニンを分泌させるには、
セロトニンが必要で、セロトニン→メラトニンというサイクルが、
睡眠にも、心のバランスにも重要です。
セロトニンを増やす6つの方法
セロトニンを増やすのは難しくはありません。
日常生活でセロトニンを増やす方法は、
- 規則正しい生活をする
規則正しい生活をするのは、早起きをして、セロトニンの分泌を
促すためです。 - 起きたらすぐに太陽を浴びる
太陽の光を浴びるのも同じ効果で、メラトニンの分泌を止め、
セロトニンの分泌に切り替えるためです。 - ウォーキングなど運動をする
ウォーキングなど、リズミカルな運動はセロトニン神経を
活性化させます。毎日5分程度でいいので、リズミカルな運動を継続すると、
セロトニンの分泌に効果的です。階段の上り下りや、深呼吸でもいいので、リズミカルな運動を
することを心がけましょう。 - 食事の時はよく噛んで食べる
食事の時によく噛む事もリズミカルな運動になります。ガムを噛むことも、簡単にできるリズミカルな運動です。
- 仕事中の休憩を上手にとる
セロトニンが増えると、ストレスにも強くなりますが、
適度な休憩を心がけて、集中しすぎに注意しましょう。 - 家族や恋人とスキンシップを取る
家族や恋人との会話やスキンシップは、ストレスに効果が
あるだけではなく、セロトニンの活性化にもつながります。本や映画などに感動して、号泣することも、
セロトニンが活性化すると言われています。
ストレスの多い毎日、
セロトニンに助けてもらって、しっかり休息を取りましょう!
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