胃腸に、ウイルスや細菌が感染することによって、
発生する感染性胃腸炎。
毎年11月から3月ごろに感染が増え、
12月がピークとなる、症状が重い病気です。
感染性胃腸炎のウイルスは、数種類ありますが、
多いのは、ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスです。
中でも、症状が重いのがノロウイルス、
我が家では、上の子が3歳、4歳と2年連続でかかっています。
感染性胃腸炎の症状
主な症状は、発熱、腹痛、嘔吐、下痢です。
発熱は、感染初期の微熱がほとんどで、
37度から38度くらいで、高熱が出る事はほとんどありません。
乳幼児の症状のほとんどは、嘔吐と下痢です。
発症すると、すぐに嘔吐が始まるのが特徴です。
熱もなく、具合が悪い様子もなく、突然吐き出します。
これは、大人が感染した場合も同様で、本当に前触れもなく
吐き気を催し、トイレに駆け込む間もなく吐いてしまいます。
とても、不思議な感覚なのですが、気持ち悪さもなく、
突然、吐きそうと思った瞬間には、吐いてしまっている、
そんな状況です。
人から人への感染経路は、
嘔吐物や便などを触った手からの経口感染がほとんどです。
石鹸や、アルコール消毒でも菌が死なないので、
嘔吐物の処理、オムツを変えた時は、次亜塩素酸ナトリウムなど
塩素系の消毒液を利用して、消毒する必要があります。
発症してから、症状が治まるまでは、2日程度と短いです。
ただ発症中は、嘔吐や下痢が続き、脱水症状になりやすいので
注意が必要です。
子供より、大人の方が、症状は重い病気です。
感染性胃腸炎の潜伏期間
潜伏期間は、1~3日と短く、
感染すれば翌日にはほぼ症状が出ます。
また、症状が良くなってから、1週間程度は、
体内に菌が残りますので、二次感染の予防のためにも
ドアノブなどの消毒が大事です。
ウイルスがついたゴミが部屋の中を漂うだけで、
感染してしまう強力な菌です。
一度かかっても、すぐに再び感染してしまうことも多い、
感染力の強い菌ですので、感染中、感染後の消毒は
しっかりと行う必要があります。
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