短かった秋が終わり、本格的な冬が訪れます。
朝晩はすっかり寒くなり、暖房の活躍の季節です。
想像するだけで憂鬱になってしまう、灯油の価格。
灯油価格の今後を予想してみます。
今週で4週連続の値下がりとなったガソリン代、
来週も安くなるかもしれませんが、それも今月まで。
原油の値段も高くなってきていますので、
今週の値段が、そのまま続くのは難しいです。
12月に入れば、また徐々に値上げになるでしょう。
現在の灯油価格
わずかずつ下がっているガソリンに比べて、
灯油の店頭価格は、4週連続変化なしです。
現在の価格は、全国平均101.8円、
18リットル当たり、1,832.4円です。
灯油の需要も徐々に増えていきますので、確実に今が底値です。
需要が増えれば、値段も上がるのがガソリンと灯油。
ガソリンと同じで12月に入れば、高くなるでしょう。
1ヶ月単位で見れば、ガソリン代より高くなる灯油代、
サイクルが早いだけに、家計の圧迫は実感できますね。
今後、灯油価格はどのように推移していくでしょうか?
去年のデータを参考に、予想してみます。
今後の灯油価格の動向
現在の18リットルで1,833円。
この値段は、去年と比べてどうかというと、
昨シーズンの灯油の値段がピークだったのは、今年の2月。
2013年2月25日が最高値で1,826円、
ほぼ今の価格と変わりませんね。
今年は、昨シーズンの最高値からスタート、ということです。
去年の今の時期の価格を見てみると、
2012年11月19日の価格が1,628円、
今より200円以上安い価格です。
灯油を買う前から、すでに去年の1.13倍です。
昨シーズンの価格変動推移を見てみると、
- 2012年12月17日 1,671円
- 2013年 1月21日 1,792円
- 2013年 2月18日 1,826円
毎週、きれいな比例で上昇しています。
価格上昇率で今年に当てはめてみると、
- 2013年12月中旬 1,875円
- 2014年 1月中旬 2,011円
- 2014年 2月中旬 2,050円
こんな予想になります。
昨シーズンと比べると、18リットル1缶あたり、
200円以上高くなる予想です。
確かなのは、灯油は値上がりを始めたら、
シーズン終盤の2月末までは、安くなることはありません。
今年の冬は寒くなりそうなので、灯油代の出費は去年以上と
覚悟するしかありません。
まとめ買いはできないものだけに、節約方法もありませんが、
家庭内での省エネで対応するしかありません。