足の冷え、いつの季節も辛いものですね。
足の末端、足の裏が、氷のように冷たくなって、
時には、痛みさえ感じることもあります。
足の冷たさで、夜ぐっすり眠れない、
そんな悩みをかかえている人は多いです。
なぜ足が冷える?
夜布団に入っても、足が冷たすぎて、なかなか寝付けない
冷え性の人にしかわからない悩みですね。
そんな冷え性の最大の原因は、
自立神経のバランスの崩れ、と考えられています。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れるのが原因で、
体表の温度に影響がある交感神経が働くと、血行が悪くなり、
体表温度が低下します。
自律神経の乱れは、更年期に最も多く見られますが、
日々のストレスが続くことによっても、起こります。
交感神経の感じ方も人により異なり、
交感神経が敏感になっている人ほど、体表温度が下がると
すぐに足の冷たさを感じます。
つまり、自律神経の乱れが、交換神経に作用し、
手足が冷たくなります。
冷え性を改善するには
足の冷えを解消するアイテムは、たくさんあります。
足の冷え用の靴下とかありますが、足の冷えの原因は、
ふくらはぎからの血行が原因です。
ですので、足だけを温めても一時的な効果でしかありません。
根本的な治療は、自律神経の乱れの原因をつきとめ、
低体温の解消、食事の改善、ストレスの軽減をすることです。
ただ手っ取り早く、血行を良くするには、
ふくらはぎの血流を良くすることです。
効果的なストレッチには、以下のものがあります。
【つま先のストレッチ】
- 単純に、つま先を上下に伸ばすストレッチです。
- つま先を上(下)にまげ、ふくらはぎにストレスがかかるまで伸ばします。
- その状態で、5秒間我慢します。
これを上下とも、一日数回繰り返すだけで、ふくらはぎの
血行は良くなります。
【足の指のストレッチ】
- 足の指を一本ずつ回します。足の指のストレッチ
指の腹と爪をつかんで回すのが効果的です。
【かかとのストレッチ】
- ふくらはぎにストレスがかかるまで、かかとの上げ下げをします。
一日20回程度を、複数回やることで、
血行が良くなるのが実感できます。
他には、足湯も効果があります。
ふくらはぎまで、つかることができれば、
より効果的です。