まだ正式発表はありませんが、NTTドコモがiPhoneの取扱いを開始、
とのニュースもあり、携帯各社のユーザー確保の競争も
更に激化しそうな気配です。
これを気に、スマホへの移行を考えるユーザーも多いと思いますが、
そもそもスマホの普及率って、どれくらいなの?
順調な伸びを見せるスマートフォン
2013年7月に行われた、日経BPコンサルティングの調査によると、
スマホを1台だけ所有している人は33.7%、
従来型の携帯電話を1台だけ所有」している人は58.9%。
2台所有している人でスマホを利用している人が5.7%、
これを足しても、スマホの利用率は約40%、
意外と少なく感じてしまいます。
ただ前年度の利用率を見ると、26.2%なので、
一年で13%伸びていることになります。
また、男性の15~19歳、女性の15~24歳で見ると、
スマホの利用率は60%を超えています。
高校1年生のスマホ保有率は84%、と
先日の総務省の調査にもあったように、年齢が低いほど
スマホの普及率は高くなっています。
スマートフォンと共に伸びる電子決済
スマホの伸びとともに注目されたのが、携帯・スマホを利用した
ショッピングや、コンテンツの利用料。
その金額は何と、約4兆2,200億円。
前年度が、約2兆4,700億円だったので、2倍近く増えています。
この金額のうち約半分を占めるのが、オンラインショッピング。
今や、ネットショッピングもスマホの時代です。
次世代iPhoneでスマホの普及率は伸びるか?
正式発表が待たれるNTTドコモのiPhoneの取扱い開始。
NTTドコモユーザーの中で、iPhone購入希望者に、
「ドコモがiPhoneを発売したら、どこのキャリアを利用するか」
という、アンケートをマイナビが行いました。
意外にも、NTTドコモと答えた人が約半分、
KDDI、ソフトバンクが約4分の1ずつでした。
iPhone購入希望のNTTドコモユーザーのすべてが、
NTTドコモのiPhoneの取扱い開始を待っているわけではないようです。
ただ、iPhone5の発表時に、ドコモから他のキャリアに流れた、
ユーザーが、再びドコモに回帰することも考えられます。
各キャリアによるユーザー争奪戦が、
スマホの普及に拍車をかけるでしょう。