クラッチバッグ メンズの人気ブランド

2013/07/22

肩紐のついていない、小型のハンドバック、
大きなバッグの中に入れることもあるため、
セカンドバック、とも呼ばれるクラッチバッグ。

もともと女性には、いつの時代にも必要とされてきた
アイテムですが、男性も持つようになってきました。

それにしてもなぜ今、クラッチバッグが注目されているのか?

もう10年以上も前になりますが、バブル期前後には、
おじ様たちが、ダンヒルなど有名ブランドの、
セカンドバッグをステータスのように持っていました。

流行はおそろしいもので、あれほどはやったセカンドバッグも、
格好悪い、ダサイものとなってしまい、闇に葬られ、
セカンドバッグを持つ男性は、絶滅してしまいました。

それがここへきて、突然の復活!

当時はあれほど嫌われていた、セカンドバッグが、
クラッチバッグと名前を変え、男性が持っても、
おしゃれなアイテムとして、受け入れられるようになりました。

セカンドバックとクラッチバック、見た目は完全に
同じ物だと思うのですが…

男性を持つようになったのは、
女性ファッションの真似もありますが、
必要に迫られての面もあると思います。

ポケットに入らないほど巨大化してきたスマホと、
小型化してきたタブレット、常に携帯する必需品を、
収納するものが、必要になってきたのでしょう。

昔のセカンドバッグの名残か、メンズの人気商品は、
やはりブランド物で、ここだけは当時と変わらず、
ブランドに弱い国民性が現れています。

ブランドといっても、ターゲットが若い世代ですので、
ダンヒルやグッチではなく、ましてやハンティング・ワールドで
あるわけもありません。

人気のあるメンズのクラッチバッグは、
UNITED ARROWS、BEAMS MENなど、
バブル期をやや彷彿させるジョルジオ・アルマーニも人気です。

時代の流行とともに、絶えてしまいましたが、
ようやく復権となったクラッチバッグ。

ほとんど使えなかった昔のセカンドバッグが、
日の目見るチャンス、となればいいのですが、
残念なことに、月日の流れは残酷です。

人気のメンズクラッチバッグを見てみると、
どの商品も、デザインがとてもシンプルに、
機能的になっています。

当時のものはセカンドバッグであって、
やはりクラッチバッグではないようです。